数値

Perlでは整数と浮動小数点数*1の両方が使える。
ただし、どちらの数値も内部では、倍精度浮動小数点数として
計算が行われる。

浮動小数点数リテラル

1.25
3.4e15 # 3.4かける10の15乗
-5e-26 # -5かける10の-26乗

浮動小数点数とは言うものの、小数点はなくてもいい。

整数リテラル

456
123456789   # これと
123_456_789 # これは同じ

長い数値は下線を使って読みやすくすることができる。
123,456,789と書くようなもの。

10進数以外の整数リテラル

0377       # 0で始まるものは8進数
0xff       # 0xで始まるものは16進数
0b11111111 # 0bで始まるものは2進数

これらは全て255

数値リテラルを出力してみる

#!/usr/bin/perl
print 255 . "\n";
print 255.000 . "\n";
print 2.55e2 . "\n";
print 0377 . "\n";
print 0xff . "\n";
255
255
255
255
255

ソースコードにどう書かれていても、表示される時は全て10進数。
また、小数点以下が0なら省略される。

数値演算子

2 + 3 
5.1 - 2.4
3 * 12     # 掛け算
10 / 3     # 割り算
10 % 3     # 余剰演算子(余りを求める)
10.5 % 3.2 # 小数点以下を切り捨てて、計算
2 ** 3     # 2の3乗

%は両方のオペランドを整数値に変換してから計算する。
オペランドとは、演算の対象となる値や変数のこと。
2 + 3という式だと、2と3がオペランド
ちなみに、+はオペレータという。

*1:小数点を含むような実数